さくらのクラウドの準備
必要なサーバとアプライアンスを用意します。
MesosとMarathonのマスターを3台、Mesosのスレーブを2台で構成してみます。 クローズドなネットワークを構成するために、VPCルータを作り、NATによる運用をします。 また、VPNによるリモートアクセスもできるのでスイッチをつかってローカルネットワークを構成したときも管理が楽に行えます。
アプライアンス
ローカルネットワークを構成するためのスイッチと、VPCルータを作成します。
スイッチ
適当な名前をつけたスイッチを作成します。
VPCルータ
今回試す内容はスタンダードプランでOKです。適当な名前をつけて作成し、ステータスが"コピー中"から"利用可能"になるのを待ちます。
VPCルータの作成
その後以下の設定を追加します。
- スイッチへの接続 (192.168.200.254)
- リモートアクセスの設定
- L2TP/IPsecサーバの有効化
- アカウントの追加
設定変更後は"反映"ボタンをクリックし、最後に電源を入れます。
サーバ
以下のホスト名とIPアドレスでサーバを5台用意します。 このとき、接続先は先ほど作成したスイッチに接続します。
OSはUbuntu 14.04で、スペックは2Core、RAM 2GBをつかってみます。 スレーブに関してはどんな用途に使うかで大きくかわるので、様子を見ながら変更してください。
- master-01 (192.168.200.11)
- master-02 (192.168.200.12)
- master-03 (192.168.200.13)
- slave-01 (192.168.200.21)
- slave-02 (192.168.200.22)
作成時の注意点
- スイッチに接続する
- Ubuntu 14.04
- 手元の端末の公開鍵を登録する
- ゲートウエイはVPCルータ (192.168.200.254) を指定する
マップ
全ての機器を作成すると、マップが次のようになります。 ネットワーク構成が一目でわかるのは便利ですね♪